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田中陸:ディスカッション授業のサバイバル

 マサチューセッツ州にあるフィリップスアカデミー新11年生の田中陸と申します。今日はアメリカのボーディング スクール特有のディスカッション授業について説明します。

ボーディングスクールでは「ハークネス」というディスカッション形式の授業がよく行われます。それは先生が講義 する授業とは違って、クラス全員でハークネステーブル(円卓)を囲んで1つのテーマについて意見を出し合う授業 です。

テーマは各自が宿題で読んできた本や文章についてです。最初に先生がテーマを提示しますが、その後は生徒のみで 意見を出し合います。多くの授業でこのディスカッションはとても重要視されており、発言の回数や内容が成績の加 点対象になります。

​私にとってディスカッションは高校生活の中で慣れるのがとても大変なことの一つでした。中学校(日本のインター ナショナルスクール)では講義形式の授業がほとんどだったので、最初の頃は発言のタイミングがわからず、全く発 言できなかったこともありました。また私にとっては英語が第二言語の為、突然発言の機会ができても考えがうまく 伝えられないこともありました。

それでも1年間頑張れば何とか慣れてきます。私は2年間頑張って、今では英語が得意科目になりました。今回は私 の苦しい経験をもとに、ディスカッション授業で好成績を修めるポイントをいくつかご紹介します。

1:ポストイットにセリフ準備で怖いものなし! 課題を読む時、自分の意見や疑問点など発言したいセリフを、いろいろな場面に合わせてできるだけたくさんポスト イットに書いて課題やノートに貼って準備しておけば、当日は発言のタイミングを狙うだけ!

2:1人目の発言者になる! ディスカッションが始待ったところで一番に手を挙げて、課題の感想や自分の考えをとりあえず言ってみる。発言回 数を1回分稼げる上に、ディスカッションの流れを作ることができるので、再度発言する時にもやりやすい。

3:先生に助けを求める! それでもなかなか発言できない場合は先生に面談に行き、事前準備を怠けている訳ではないことや、出身校(国)の カリキュラムによりディスカッション授業に慣れていないことを訴える。こうすることで良いアドバイスをもらえた り、先生によっては指名などで助け舟を出してくれることもある!

​私の経験が、これからボーディングスクールに入る皆の助けになってくれることを願っています。

​田中陸 ​Phillips Academy Andover '20

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JABSA (Japan-America Boarding School Association)​